4ヶ月の猫にはどのくらいのカリカリ量をあげたら良いんだろう?
4ヶ月頃の猫には、1日にだいたい70gのカリカリ量を与えてあげると良いですよ!
この記事では、4ヶ月の猫に与えるべきカリカリ量やミルクの卒業時期、そして4ヶ月の猫の平均体重についてご紹介していきます!
私は猫を飼ってはいませんが、愛くるしい猫のことが大好きです。
猫の4ヶ月といえば、大人の猫になるために急成長する時期ですので、しっかりと栄養を摂取させてあげたいですよね。
「4ヶ月の猫にあげるカリカリ量はどのくらいが適切なのかな?」と不安を感じているそこのあなた!
4ヶ月と言えばまだまだ幼さが残る子猫の状態ですから、適切な量をしっかりと与えてあげたいですよね。
この記事で私と一緒に勉強して、猫ちゃんとの楽しい生活を送れるように頑張りましょう♪
猫が4ヶ月ごろに必要とするカリカリ量
4ヶ月の猫に与えるべき1日のカリカリ量は、およそ70gと言われています。
4ヶ月ごろの猫は、子猫から成猫へと成長する急成長期であり、顔つきや体が成猫へと変化しはじめる時期です。
また、乳歯から永久歯へと、歯が生え変わる大切な時期でもありますよね!
それでは、4ヶ月の猫に1日に必要なカロリー数や餌のタイミングなど、細かく説明していきますね。
猫に必要な1日のカロリー数
成猫になるために成長を続ける猫には、成猫よりもたくさんの栄養素を与えてあげる必要があります。
一般的な成猫に必要な1日のカロリー数、カロリーの計算式はこちらになります。
1日に必要なカロリー数・・・体重1kgにあたり、70~80cal
計算式・・・体重(kg)×70~80cal
そして、4ヶ月頃の子猫に必要な1日のカロリー数、カロリーの計算式がこちらになります。
1日に必要なカロリー数・・・体重1kgにあたり、175~200cal
計算式・・・体重(kg)×175~200cal
成猫が一般的に必要とする1日のカロリー数が70~80calなのに対し、4ヶ月の猫では175~200calだそうです!
私はこの差が2倍から3倍のカロリー数だったことに驚いてしまいました!
175~200calって結構差が大きくて計算しにくそうだし、不安・・・
確かに、175~200calという表記では25calも差が出てしまい、計算がしにくいと感じてしまいますよね。
私もこの計算式を知った当初は、同じように感じてしまいました。
しかし、この計算式はあくまで目安なので、そこまで神経質に拘らなくてもよいそうです!
大切なことは、猫が必要とするカロリー量は個体差によるということです。
外で運動することが大好きな子猫と、家でのんびりすることが大好きな子猫ではカロリー消費量が異なり、必要なカロリー数も変わってきますよね。
猫を飼い始めて間もない方は大変に感じるかもしれませんが、この計算式を参考にしつつ、猫の様子を見ながらカロリー数を考えてあげることがベストです♪
4ヶ月頃の猫の餌
それでは、4ヶ月の猫に必要なカリカリ量はどのくらいなのでしょうか?
4ヶ月の猫に必要なカリカリ量は、およそ70gと言われています!
しかしこの値はあくまでも目安であり、体重や品種によっても異なってきます。
体重(kg) | 1日に必要なカリカリ量(g)(アイシア「MiawMiawカリカリ小粒タイプ子ねこ用」) |
0.5 | 40 |
1.0 | 65 |
1.5 | 85 |
2.0 | 100 |
3.0 | 130 |
生後4ヶ月になると、歯が永久歯へと生え変わるため、今まであげていたウェットフードからドライフードへと徐々に移行していきましょう。
しかし、いきなりウェットフードからドライフードに移行してしまってはいけません。
ドライフードをふやかしてあたえてみたり、ウェットフードと混ぜてみたりしながら、猫の様子をうかがいつつにしましょう♪
人間の赤ちゃんと同じで、体重や健康、様子をうかがいながらカリカリ量を決めていくことが大事なのですね!
猫と同じようにペットとして愛される犬は、その量にかかわらず目の前に出された餌をあるだけ食べてしまう癖があるようです。
しかし猫はお腹いっぱいになればその時点でご飯を残します。
そして、餌をあげるタイミングなども非常に重要となっています。
普通の人間や成猫は朝・昼・晩の3回に分けて食べ物を摂取しますが、子猫は異なります。
朝・昼・晩に加え、早朝・深夜、と4・5回ほどに分けて餌を与えるのがベストです!
成猫に向けて急成長を遂げる時期で多くのカロリーを必要とするとはいっても、4ヶ月頃の猫はまだ胃袋も小さく、消化器官も未熟です。
1度にたくさん食べさせてしまうとご飯を食べた後に吐き出してしまうことが多々あるのです。
またここで大切なことは、猫の食べ物に対する好みは幼い時期の食生活が深く関わっているということです。
子猫用の食べ物から成猫用への食べ物へと少しずつ移行し始めていく4ヶ月の時期はとても重要な時期だと言えるのです。
できるだけ好き嫌いをさせず、さまざまな食べ物を与えてあげることが良さそうですね♪
猫は4ヶ月ごろでもミルクを飲めるのか
それではここからは、4ヶ月の猫とミルクについてお話をしていきます!
猫がミルクを卒業するのは大体どのくらいの時期なのでしょうか?
子猫がミルクを卒業していくのは、だいたい生後8週間、2ヶ月ごろではありますが、成猫でもミルクを与えてあげることは大丈夫です!
生後4週間ごろまでは、高タンパク質・高脂質の栄養たっぷりの子猫用ミルクで育てます。
そして生後4週間から8週間頃の間に、ミルクから離乳食へと移行していくのです。
ただし、4ヶ月頃の猫や、成猫にミルクを与えることは問題ではありませんので、猫がミルクを好んでいた場合は、与えてあげても大丈夫です!
ただしここで注意しておいて頂きたいことは、成猫用のミルクをあげるようにするということです。
子猫用に作られたミルクには、たくさんの脂質やタンパク質、カロリーが含まれており、4ヶ月の猫が飲んでしまうと、肥満の原因になってしまうのです。
4ヶ月といえばまだまだ子猫の部類だけれど、体は成長を続けているから、ミルクは成猫用のものがいいのですね!
ウェットフードやドライフードといった猫用フードには既に十分な栄養素が含まれていますので、与えすぎには注意が必要ですね。
猫の4ヶ月ごろの平均体重
もちろん個体差があり、また猫の種類や性別によってさまざまですが、4ヶ月の猫の平均体重は2kgと言われています。
4ヶ月のオスの体重平均がおよそ2kgであり、メスの体重平均がおよそ1.6kgです。
成猫になるために成長を続ける子猫の体重は、体調・成長管理をする上でとっても大切になってきますので、こまめに測るようにしましょう。
私たち人間も、痩せすぎや太りすぎには注意しないといけないのと同じですね!
しかし、猫は品種や性別によってさまざまなので、体重だけでは一概に太っているのか痩せているのか分かりませんよね。
ここで判断材料になるのが、BCS(ボディ・コンディション・スコア)という指標です!
猫の肋骨や腰の部分、お腹の部分の見た目や触ったときの感触から、BCSを5段階に分けて、猫が太っていないかどうか確かめることができます。
BCS1(痩せ) | 肋骨・頸椎・骨盤などの骨が見える。 首が細くなっており、上から見たときに腰がくびれて見える。 横から見たときのお腹の部分の盛り上がりが顕著である。 脇腹のひだの部分に脂肪がないか、あるいはひだ自体がない。 |
BCS2(やや痩せ) | 背骨や肋骨が、触ったときに容易に分かる。 上から見たときの腰のくびれや、横から見たときのお腹の部分の盛り上がりがわずかに分かる。 |
BCS3(理想体重) | 肋骨を触ることはできるが、外見からでは分からない。 上から見て腰のくびれがわずかに分かる。 脇腹にひだがある。 |
BCS4(やや肥満) | 肋骨の上の方にわずかに脂肪があることが分かるが、肋骨は触ることができる。 横から見たときのお腹の部分の盛り上がりはやや丸く、脇腹はくぼんでいる。 脇腹のひだは脂肪で垂れ下がっていて、歩くと少し揺れていることが分かる。 |
BCS5(肥満) | 肋骨や背骨などの骨が、脂肪に覆われていて触ることができない。 横から見たときのお腹の部分の釣り上がりは丸く、上から見たときの腰のくびれはみられない。 脇腹のひだが目立ち、歩くとかなり揺れていることが分かる。 |
引用 環境省 飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~ (env.go.jp)
確かに、体重だけでは一概に肥満かどうか分からなくても、この基準を参考にすればわかりやすそうですね!
そしてこの基準だと、BSC4の時点で理想体重を7~22%ほど、そしてBSC5の時点で23%以上オーバーしていることになるのです。
肥満になると、糖尿病などの病気を発症してしまうリスクが非常に高くなってしまいます!
4ヶ月の猫は、大人になるために成長していく大切な課程を踏んでいるところです。
痩せすぎはよくないですが、肥満になってしまわないよう、十分に気をつけてあげましょう♪
まとめ
- 4ヶ月の猫に与える適切なカリカリ量は、個体差にもよるがおよそ70gである。
- 4ヶ月の猫にもミルクを与えることはできるが、成猫用のものを与える。
- 4ヶ月の猫の平均体重はおよそ2kgである。
この記事では、4ヶ月の猫に与えるべき適切なカリカリ量やミルクの卒業時期、そして4ヶ月の猫の平均体重についてご紹介してきました!
カロリー数やカリカリ量は過度に気にしすぎる必要は無いと述べましたが、過重に与えてしまうと肥満になりますし、少なすぎても栄養失調となってしまいます。
猫ちゃんの健康状態をチェックしながら餌を与えてあげましょう。
またミルクについても、子猫用のものではなく成猫用のものを与えてあげることも要チェックでしたね!
私も現在猫は飼っていませんが、将来猫を飼ってみたいなと感じました♪
皆さんがこの記事を参考にして、子猫との楽しい生活を送ってくだされば幸いです!
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