やばい!1人暮らし3年目に突入したけど、まだ1度もエアコンを掃除したことない…何だか最近かび臭いかも!
僕も掃除したことないな。1人暮らしであまり使わないけどエアコン掃除は必要?
エアコンは高い所にあることが多いため、掃除するのも一苦労ですよね。
特に1人暮らしの方は自分で掃除するしかないので、まだ1度もエアコンを掃除したことないという方も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、機器の故障や体調不良の原因となるため、エアコンは1人暮らしでも、使用頻度がそんなに高くなくても、掃除は必要です。
この記事では、「自分でできるエアコンの掃除方法」「業者に洗浄をお願いしたほうがいいケース」「エアコンの電気代を節約する方法」を紹介しています。
この記事を読めば、エアコン掃除について悩むことがなくなりますよ♪
1人暮らしでエアコンを掃除したことないとどうなる?
1人暮らしでエアコンを掃除したことないと何がまずいの?
確かに、エアコンを掃除したことなくても、何も問題が起きていなければ「エアコン掃除はしなくても大丈夫そうかも!」と思ってしまいますよね。
1人暮らしでエアコンの使用頻度が低ければより、エアコン掃除のことなど思いつかないのではないでしょうか。
まずは、エアコンを掃除したことないとどんなことが起きる可能性があるのかを紹介します。
ハウスクリーニングやエアコンクリーニングはプロにおまかせ!【ユアマイスター】エアコンの効きが悪くなり電気代が上がる
エアコン掃除と聞いて真っ先にイメージするのは「フィルターの清掃」ではないでしょうか。
フィルターは、エアコンが空気と一緒に吸い込んだ「ゴミ」や「ホコリ」をキャッチする役目です。
そのフィルターや、フィルターの奥にある熱交換器(フィルターを外すと出てくるアルミ部分)に汚れが蓄積すると、空気を吸い込む力や吐き出す力が弱まってしまいます。
その結果、エアコンから出る風量が少なくなり、エアコンの効きが悪くなってしまうのです。
エアコンの効きが悪くなると、エアコンが頑張って空気を冷やそう(暖めよう)とし、余計な電力を使うため、電気代が上がってしまいます。
しまったー!絶対無駄な電気代払っていた…掃除しよ。
エアコンが壊れる
エアコンの効きが悪くなったまま使い続けると、エアコンが余計なエネルギーを使う状態が続き、負荷がかかってしまうため故障しやすくなります。
たとえ掃除をするのに費用がかかったとしても、定期的にメンテナンスを行うことで現在使っているエアコンの使用期間を伸ばすことができる可能性が高いです。
長い目で見ればメンテナンスに時間とお金を使ったほうがお得になるかもしれませんね!
エアコンから嫌なにおいがする
エアコンを掃除しない状態が続くと、エアコンを使用した際に、エアコンから「モァッ」とした嫌なにおいがすることがあります。
この不快なにおいに耐えられず、「エアコンを掃除しよう!」と思う方も多いのではないでしょうか。
このにおいの原因はほとんどがカビやホコリです。そして、これらをエアコンクリーニングで除去することにより、嫌なにおいは解消できます。
また、エアコンは室内の空気を吸い込むため、タバコやペットなどにおいの元となるものがあるときはより小まめな掃除が必要かもしれませんね!
エアコンから水が漏れる
エアコンの水漏れの原因は、エアコン内部が結露したことにより出てきた水を外に排出するためにある室外機横のホース(ドレンホース)の詰まりであることが多いです。
ホース内に蓄積されたホコリなどの汚れによってドレンホースが詰まってしまうと、通常であればドレンホースから排出されるはずの水が行き場を失い、エアコンから水漏れが起きます。
汚れによるドレンホースの詰まりのほか、寒い地方ですと、ドレンホースの凍結によっても同じような現象が起こることもあるようです。
ドレンホースの詰まりが水漏れの原因である場合、エアコン本体から壁に滲むように水が出てきます。
また、ドレンホースの詰まりがそこまでではなかったとしても、汚れによりフィルターが目詰まりしていると通常よりも大きなパワーを使って稼働するので結露した水が大量に出ます。
結果、このケースでも水漏れが起こるのですが、この場合はエアコンの吹き出し口の奥のほうから、風に乗って水が飛んでくることが多いようです。
健康被害を及ぼす
カビが繁殖しやすい条件として下記の3つがあげられます。
そして、上記の3つの条件を全て満たしている場所が「エアコン内部」なのです!湿度の高くなる6月~9月は特に注意が必要です。
エアコン掃除をしないと、フィルターなどにカビの栄養源となる「ホコリ」や「汚れ」が溜まってしまうため、よりカビが繁殖しやすくなります。
カビの発生したエアコンをそのまま使用していると、カビの胞子やホコリが含まれた風を吸い込んだり、体に付着してしまったりし、咳やアレルギー症状などを引き起こします。
具体的には下記のような健康被害が起こることがあるよ!
- 喘息
- アレルギー性鼻炎
- アレルギー性結膜炎
- アトピー性皮膚炎
- 夏型過敏性肺炎
- 喘息
喘息は気道に炎症が起こることにより、激しい咳や呼吸時に「ゼーゼー、ヒューヒュー」といった音が出る喘鳴(ぜんめい)、息苦しさ、痰などの症状があらわれる病気です。
エアコン内部に繁殖したカビは喘息の発作を起こす原因になります。
どの年代でも発症する病気ですが、特に赤ちゃんや小さな子供は発症しやすいため、より注意する必要がありそうですね。
- アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎とは、ホコリ・ダニ・カビなどのアレルゲンが原因となり、鼻の粘膜に炎症が起こる病気です。
主な症状としては「鼻水」「鼻づまり」「くしゃみ」があげられます。
エアコンをつけるとこういった症状が出るという方は病院で検査をしてもらうのもいいかもしれません。
- アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎とは、目の表面にハウスダストや花粉などのアレルゲンが付着することで、結膜に炎症が起き、目のかゆみや充血などの症状があらわれる病気です。
目の周りの赤く腫れたり、目がかゆいからとかいてしまうと眼球が傷ついたりすることもあります。
- アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは、皮膚表面にできたかゆみを伴う湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。
アレルギーを起こしやすい体質の人や皮膚機能の弱い人が発症することが多く、エアコンから放出されたカビの胞子が皮膚に付着することで発症するケースもあるようです。
- 夏型過敏性肺炎
夏型過敏性肺炎とは、エアコン内部に発生したカビの一種である「トリコスポロン」の胞子を吸い込むことにより起こる肺のアレルギー反応です。
主な症状としては、咳や発熱、呼吸困難などで、6~10月頃に発症することが多いため、夏風邪が長引いていると勘違いしやすいようです。
原因となっている室内を離れると収まるケースもあるので、あまりに夏風邪が長引くときや、部屋を離れると症状が改善するようなときは病院で検査を受けることをおすすめします。
これまで調べたことをまとめると、エアコンを掃除したことないと「お金がかかる」「部屋の空気が悪くなる」「身体を壊す」という結果になりそうです。
上記の結果を見て私は、嫌なことのオンパレードだなと感じました。
なんだか急に家のエアコンが心配になってきた…掃除しよう!
そうですよね。私も一刻も早くエアコン掃除をしたい気持ちになりました。
続いては、私と同じ気持ちになったあなたに向けて、エアコンの掃除方法をご紹介します。
「1人暮らしだしまだいいかな」と掃除を先延ばしにしていたあなたも、ぜひこの機会にトライしてみてくださいね♪
1人暮らしでも簡単にできるエアコンの掃除方法を紹介
実家のときは親がエアコン掃除をしてくれていたけど、今は1人暮らしだから自分でやらなきゃ。でも、やり方が分からない…
自分しかエアコン掃除をする人がいない1人暮らしだと、もともと面倒なエアコン掃除がさらに面倒に感じられますよね。
でも大丈夫です!やり方が分からないとハードルが高く感じるエアコン掃除でも、1度やり方を知ってしまえば意外と簡単に感じられますよ!
エアコン掃除には、「自分でできる掃除」と「業者にお願いしたほうがいい掃除」がありますので、順番にご紹介していきます。
自分でエアコン掃除を行う際は、エアコン本体などの見える部分とフィルターくらいにしておくことをおすすめします。
汚れが気になるからとあまり分解しすぎてしまうと、元に戻せなくなる可能性や故障につながる可能性があるためご注意ください。
自分でできるエアコン掃除の具体的な掃除方法は下記です。
掃除をするときは部屋を換気し、マスクや手袋などを着用して行うようにすると衛生的ですよ!
自分で掃除①:フィルター清掃の手順
まずはフィルター掃除に必要な物を用意しましょう。
必要な物を揃えたら以下の手順でフィルター清掃を行います。
- エアコンの電源を切り、電源プラグを抜く
漏電やケガなどを防止するため、必ずエアコンの電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いて掃除を始めましょう。 - エアコンの前面パネルを開ける
エアコン本体にホコリが付いている際は、パネルを開ける前に雑巾やハンディモップなどで軽くホコリを取り除きます。
機種により前面パネルの開け方は異なりますが、前面パネル下部の両サイドにパネルを上げるためのへこみがあるため、そこを掴んで優しく開きます。 - そのまま掃除機をかける
フィルターにホコリが大量に付着している場合、フィルターを取るとホコリが舞ってしまう可能性があります。
ホコリが舞い散るのを防ぐため、フィルターを外す前にまず、フィルターやその周辺のホコリを掃除機で吸い取ります。 - 外したフィルターの表面から掃除機をかける
フィルター表面についたホコリを掃除機で吸い取ります。
裏側を掃除機で吸ってしまうとホコリがフィルターの目に詰まってしまうため、必ず表面から吸い取るよう注意してください。 - フィルターの裏側をシャワーで水洗いする
フィルターの裏側にシャワーをあて、細かなホコリを洗い流します。
表面からシャワーをあててしまうとホコリがフィルターの目に詰まってしまうため、シャワーは裏側からあてるようにしましょう。 - 落ち切らなかった細かなホコリをブラシで取り除く
水洗いしても取れないホコリや汚れは、台所用洗剤を水で薄めてかけ、古い歯ブラシなどを使って優しく洗います。 - タオルで水気を拭き取り、しっかり乾かす
乾いたきれいなタオル2枚でフィルターを挟み、優しくおさえながら水気を拭き取ります。
水気を拭き取ったら、立てかけるなどして陰干しし、半日〜1日かけて完全に乾かします。
完全に乾かさないとカビの原因になりますので、しっかり乾いたのを確認してから取り付けてくださいね!
自分で掃除②:本体カバーと吹き出し口、ルーバーの掃除手順
フィルターを外したら次はエアコンの本体カバーと吹き出し口、ルーバーの掃除です。
こちらも、まずは必要なお掃除グッズを準備しましょう。
ハンディモップはルーバーや吹き出し口のホコリ取りに使います。
ハンディモップの代わりに割り箸にキッチンペーパーなどを巻き、輪ゴムでとめた「お掃除棒」や100均などで購入できる「ボトル洗い用のスポンジ」などでも代用できます。
市販のエアコンクリーナーなどもありますが、故障の原因になりかねないので、エアコン内部への使用は避けたほうが無難です。
フィルターより奥、エアコン内部の清掃はプロにお任せしたほうが安心ですよ。
自分でできるエアコン掃除の手順は下記をご参照ください。
- エアコン内部のホコリを簡単に掃除する
フィルターを取り出すとエアコン内部が少し見えますので、ハンディモップなどで見えるホコリをそっと払い落とします。
その際、汚れが気になるからと一生懸命ホコリを取ろうとしてしまうと、逆にホコリを奥に押し込んでしまう可能性もあります。
あまり深追いせず、見えるホコリをササッと払う程度にとどめておきましょう。
エアコン内部はとてもデリケートなので、掃除できるか迷ったら触らず、プロに頼むことをおすすめします。
前面パネルを閉じたらエアコン本体を水または水で薄めたアルコールなどにくぐらせたあとに固く絞った雑巾で拭きます。 - 吹き出し口の掃除をする
小さめのハンディモップや水などをつけたあと固く絞ったお掃除棒、雑巾などで吹き出し口の中を掃除します。
この時もエアコン内部同様、あまり吹き出し口の奥まで掃除道具を突っ込み過ぎず、簡単に届く範囲を掃除するようにしましょう。 - ルーバーの掃除
ルーバーはエアコンの吹き出し口についている羽のことです。
簡単に取り外せるようであれば、取り外して掃除してもかまいませんが、難しければ無理せず、取り付けたまま掃除することをおすすめします。
掃除方法は吹き出し口同様、ハンディモップや水などをつけ固く絞った雑巾などで汚れを落とすというやり方です。 - 送風運転
フィルターが完全に乾いたらエアコンに取り付け、最後に「送風」運転でエアコンを30分程稼働させ、エアコン内部をしっかり乾燥させましょう。
エアコン掃除が終わったあと、最後にこの作業をしておけばエアコン内部へのカビの発生を予防できますよ。
自分で掃除③:室外機などの掃除手順
エアコン掃除と聞いて室外機の掃除まで思い浮かべる方は少数派かもしれません。
エアコン掃除はしたことあるけれども、室外機は掃除したことないという方もいるのではないでしょうか。
室外機もあまりに汚れるとエアコンの効きが悪くなることがあるため、年に1回程度は掃除したほうがいいでしょう。
室外機掃除はエアコン掃除よりもさらに重い腰が上がらないかもしれませんが、まずは手順を確認していきましょう。
室外機を掃除する際もエアコンの電源プラグは必ず抜いたままにしておいてくださいね。
- 室外機本体の掃除
まずは室外機表面についたホコリや汚れをホウキやブラシなどで落としたあと、雑巾で水拭きします。
室外機の網目の奥にある熱交換器(フィン)の部分に溜まったホコリなども、まずはハンディ掃除機で吸い込める分を吸い込みます。
取りきれなかった汚れは小さいホウキやブラシなどを使ってかき出しますが、その際、フィンを傷つけないよう優しくかき出すようにしましょう。 - ドレンホースの掃除
ドレンホースは汚水による湿気が溜まりやすい場所なため、カビの発生率が高い部分です。
管状なため完全に汚れを取り除くことは難しいですが、割り箸や古歯ブラシなどで取れる範囲の汚れをできるだけかき出します。
また吸い込めるようであれば掃除機などで吸い込むのも1つの手です。 - 室外機周辺の掃除
室外機周辺に落ち葉やホコリ、砂などの汚れがあると室外機が汚れやすくなり、エアコンの効きに影響します。
掃き掃除をして、室外機周辺をきれいに保つようにしましょう。
大がかりな掃除のとき以外にも、普段気が付いたときにササっと掃いておくだけでも室外機の汚れ方が違いますよ。
こうやって文章になると工程が多く大変に感じますが、1つ1つの工程はすぐ終わりますし、ホコリが溜まったフィルターなどがキレイになる様子を見ると心も晴れやかになりますよ!
どれくらいの頻度で掃除すればいいのかしら?
掃除頻度の目安は下記です。エアコンの使用頻度により違いますが、一般的に使用頻度が高ければ掃除の頻度も高く、低ければ低くなります。
室外機はともかく、エアコン本体とフィルターは結構な頻度ですよね。
私は今まで、季節の変わり目しか掃除したことなかったので、実はこんな頻度でやるべきだったのかとびっくりしました。
普段から小まめに掃除していればキレイな状態をキープできるので、1回あたりの掃除は負担が軽くなるかもしれませんね!
うちのエアコンはお掃除機能付き!だから掃除しなくても大丈夫だよね?
お掃除機能付きのエアコンをお持ちの方も、実は定期的なお掃除が必要です。
お掃除機能付きエアコンとは、エアコンが自動でフィルターなどのお掃除をしてくれる機能がついたエアコンのことです。
エアコンのリモコンに「フィルター掃除」「手動おそうじ」などのボタンがあればお掃除機能のついたエアコンですよ!
最近ではフィルターだけでなく、エアコン内部の自動洗浄もついた製品もあり、10万円以上する商品も珍しくはありません。
お掃除機能付きエアコンの掃除場所と頻度
お掃除機能付きエアコンには、掃除されたホコリやゴミが「エアコン内部にあるダストボックスに回収されるタイプ」と「自動で屋外に排出されるタイプ」の2種類があります。
ですので、どちらのエアコンなのかにより掃除する場所が変わります。
えっ!お掃除場所全然減ってない!むしろ増えてる機種もある!!
そうなのです。残念ながら、お掃除機能付きのエアコンもお掃除機能なしタイプのエアコンと同じ場所のお掃除が必要なのです。
ダストボックスにゴミが集まるタイプのエアコンであれば、むしろダストボックスの清掃が増えていますよね。
フィルターの清掃やエアコン本体の清掃方法はお掃除機能なしタイプと同様の手順です。
ダストボックスのお掃除手順は下記を参考にしてください。
- ダストボックスを取り外す
機種によって、フィルターより先に取り外すタイプやフィルターを外した後に取り外すタイプがありますので、取り扱い説明書をご確認ください。
ダストボックスを取り外したら、溜まったゴミなどをゴミ箱へ捨てます。
機種によっては取り付けたまま掃除機でゴミを吸い込むタイプなどもあるようですので、確認してから作業を始めるようにしてくださいね。 - ダストボックスの洗浄
水洗い可のダストボックスであれば、フィルターと一緒に水や水で薄めた中性洗剤で洗います。 - タオルで優しく拭き取り、陰干しする
完全に乾燥させないとカビの原因になるため、タオルで優しく水気を拭き取ったらフィルターと一緒にしっかり乾くまで陰干しします。
せっかく高いお金出してお掃除機能付きを買ったのに、これじゃあ全然お掃除が楽になってないじゃない!
決してそんなことはありません。お掃除機能付きでもお掃除自体は必要ですが、お掃除機能なしタイプと違うのは「お掃除の頻度」です。
上記をご覧いただければ、その違いは一目瞭然ですね。
お掃除機能なしタイプが1つの季節の間に何度もお掃除しなければならないのに対し、お掃除機能付きは使用頻度の増える夏や冬の前に1度お掃除するだけで済みます。
1人暮らしにお掃除機能付きエアコンは贅沢かもしれませんが、半年に1度程度ならエアコン掃除頑張れそう!という方は検討してみてもいいかもしれません。
自分で洗えない部分はどうしたらいいかな?
個人で掃除を行わないほうがいい部分に関してはプロにお願いするのが安心です。
やり方を間違えると故障や事故につながりやすい、デリケートなエアコン内部の洗浄は業者にお願いしましょう!
エアコンクリーニングを業者にお願いするときの注意点
自宅を購入している方であれば、基本的にお好きな業者にエアコンクリーニングをお願いするので問題ありませんが、自宅が賃貸の場合は注意が必要です。
賃貸にお住まいの方は業者にエアコンクリーニングをお願いする場合、まずは管理会社や大家さんに相談しましょう。(自分で掃除する部分は相談なしでOKです)
エアコン付きの物件の場合、通常、入居者の入れ替わりの際にエアコンクリーニングをしていることがほとんどです。
仮に、引っ越して間もなくエアコンからカビ臭などがするような場合、その旨を管理会社などに相談すれば、管理会社側でクリーニング費用を負担してくれるかもしれませんよ!
プロが行うエアコンクリーニングでは、個人では行うのが難しい、「エアコンの分解と高圧洗浄による掃除」がメインです。
私も業者にエアコンクリーニングをお願いしたことがありますが、お掃除機能付きのエアコンだったにも関わらず、洗い流された水が真っ黒に汚れていました…
こんなに汚れた空気を吸っていたのか!と衝撃を受けますよ。笑
業者にエアコンクリーニングをお願いする際の費用や頻度の目安は下記です。
よくエアコンを利用するという方は、1年に1回はエアコンクリーニングをするといいそうです。
1人暮らしですと自宅にあるエアコンは1~2台の方が多いのではないかと思いますので、1年に1回程度であれば継続的にできるかもしれませんね!
特に、エアコンからカビ臭がするような場合はエアコン内部にカビが発生している可能性が高いため、専門業者にクリーニングをしてもらったほうがいいかもしれません。
お掃除機能付きエアコンはエアコン内部の部品が多く、構造が複雑なため、お掃除機能なしのエアコンに比べ費用が高くなっています。
しかし、業者によってはお掃除機能付きのエアコンはクリーニングを受け付けていないケースや、業者に依頼したのにエアコンが壊れてしまったというケースもあります。
お掃除機能付きエアコンをクリーニングしてもらう際は、購入したメーカーにお願いするのが1番安心ではあるようです。
何事も最初の1歩を踏み出すまでは面倒に感じられますが、1度チャレンジしてしまえば要領が分かり、ハードルが下がりますので、まずは1度、エアコンに向き合ってみてくださいね♪
お掃除機能付きエアコンは普段のメンテナンスは手軽な分、クリーニング時には多少費用や手間がかかってしまう印象を受けました。
1人暮らしでエアコン付きの賃貸物件に住んでいる方はそれを使うしかないですが、好きなエアコンを選べる方は、自分の性格に合ったエアコンを選ぶといいかもしれませんね。
1人暮らしでもエアコンの使い方で電気代を節約できる!
私たちの生活になくてはならない存在の「電気」、電気代もどんどん高くなっていく最近では、1人暮らしなのにこの値段!?と電気代に驚いている方もいるのではないでしょうか。
電気代が上がる1番の原因は何と言っても「エアコン」ですよね。
少しでも電気代を節約したいなと思い、今回エアコンの効率的な使い方を調べてみましたので、1人暮らしの方もファミリー住まいの方も参考にしてみてください。
暑い夏や寒い冬は特に、1人暮らしでもエアコンをガンガンつけてしまっているという方も少なくないのではないかと思います。
私は寒いのが苦手なので、冬場は特にエアコンを朝から晩までつけてしまいがちです。
エアコンの使用は避けられないかもしれませんが、どうせ使うならば電気代の節約になる使い方ができるよう、一緒に勉強しましょう!
適切な温度設定と風向き
一般的に、エアコンは冷房の設定温度を1℃上げると13%、暖房の設定温度を1℃下げると10%、消費電力を削減できます。
環境省では、冷房の設定温度は28℃、暖房の設定温度は20℃に保つことを推奨しており、この推奨設定温度を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
実際この温度にエアコンを設定した場合、夏は暑く、冬は寒く感じられるかもしれません。
ですが、ご紹介する効率的なエアコンの使い方をご参考いただき、少しでも設定温度を目標に近づけましょう!
設定温度を適正にする工夫の1つには風向きも関係しています。
一般的に冷たい空気は下に、暖かい空気は上にいくと言われています。
ですので、エアコンの風向きも、冷房使用時は水平近く、暖房使用時は下向きに設定すると室内の温度が一定になりますよ。
頻繁に電源をON/OFFしない
エアコンは設定温度と室温の差が大きいほど電力を消費します。
つまり、エアコンの電源をONにし、部屋の温度が設定温度に近づくまでの間が1番電気を使うということです。
ですので、30分程度の短い外出であればエアコンをつけたまま外出したほうがかえって節電になる可能性が高いです。
「電気代がかかるから」とあまりに頻繁に電源をON/OFFするのではなく、暑い、寒いは設定温度を変えることにより調整したり、つけたままにしたりすることも検討しましょう。
サーキュレーターなどで空気を循環させる
サーキュレーターや扇風機を使って室内の空気を循環させると、必要以上に設定温度を上げ下げする必要がなくなり、省エネにつながります。
湿度にも注意
人にとって最適な湿度は40~60%とされており、この湿度は住まいにとっても最適です。
例えば、冬場であれば同じ設定温度でも、湿度が高ければ暖かく、湿度が低ければ寒く感じられるようです。
夏も湿度が高くムシムシしているほうが暑く感じ、同じ気温でも湿度が低くカラっとしているほうが暑さを感じづらいですよね。
冬場はあまりピンとこないかもしれませんが、湿度によって気温の感じ方が変わるのは夏だと想像しやすいなと私は感じました。
エアコンだけでなく、加湿器や除湿器などでうまく湿度をコントロールすることで、体感が変わってくるかもしれませんよ!
カーテンを工夫する
遮熱、遮光、保温効果のあるカーテンなど、色々なカーテンが市販されているので、そういった効果のあるカーテンにするのもエアコンの効率を上げる手段になります。
また、見た目が少し微妙かもしれませんが、窓の大きさに関わらず、天井から床スレスレまでをカーテンで覆っているほうが保温効果は高まります。
上記以外ですと変化球で、視覚による効果が期待でき、カーテンを暖色系にすると暖かく、寒色系にすると涼しく感じる効果があるようですので、興味があれば試してみてください。
エアコン使用時は「自動運転」モードにする
エアコンの風量を「自動」に設定しておくと、室温を効率よく設定温度に近づけることができます。
風量は「弱」にしたほうが節電になるのではないかと思われがちですが、実は、弱に設定していると室温が設定温度に近づくまでに時間がかかってしまうため、非効率的です。
「自動」モードであれば、最短で設定温度に近づくようエアコンが風量を調整してくれ、無駄がありません。
結果的に、風量を「自動」に設定しておくと「弱」に設定しておくよりも電気代の節約になりますので試してみてくださいね!
エアコンや室外機の掃除をする
こちらはこの記事の冒頭でお話ししているので詳しくはそちらをご参照ください。
エアコンのフィルターや室外機周りをキレイにしておくとエアコンの効きが良い状態をキープできるため、余計な電気代を払わずに済みますよ!
少しの心がけが電気代の節約につながります。1つ1つは小さな金額かもしれませんが、チリも積もれば結構な額になるかもしれませんのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
また、エアコンなしの物件で好きな機種を選べる方や予算に余裕があり、エアコンの買い替えを検討中の方は省エネタイプのエアコンを購入するとより節電になります。
私も今日からエアコンの使い方を見直し、地球にもお財布にもやさしい使い方をマスターしたいと思います!
まとめ
- 1人暮らしでエアコンを掃除したことないと「余計な電気代がかかる」「エアコンが壊れる」「健康被害を及ぼす可能性がある」などのデメリットがある
- 1人暮らしでエアコンを掃除したことない人でも「フィルター掃除」「エアコン本体やルーバーなどの掃除」「室外機やその周辺の掃除」などは行ったほうがよい
- フィルターの奥にあるエアコン内部はデリケートなため、1~2年に1回程度、専門業者にクリーニングをお願いしたほうがよい
- お掃除機能付きエアコンを所有していて、エアコンを掃除したことない人もお掃除機能なしタイプと同様、エアコン掃除は必要である
- エアコン掃除のおすすめ頻度は「お掃除機能なしタイプは2週間~1か月に1回」「お掃除機能付きタイプは半年~1年に1回」程度である
- 1人暮らしでエアコンの電気代を節約したい場合「適切な設定温度と風向きにする」「湿度に注意する」「自動運転モードで使用する」などを行うとよい
今や私たちの生活に欠かすことのできないエアコンですが、適切に使い、小まめに掃除をすれば長持ちさせることができ、余計な電気代やエアコン買い替え費用を払わずに済みます。
私は、これまでエアコンのフィルター掃除などはしたことがありましたが、室外機のお掃除もしたほうが良いことを初めて知りました。
正直、あまりキレイではなさそうな室外機を掃除するのは若干抵抗がありますが、動画などを見ると意外に簡単にキレイになりそうだったので挑戦してみようかなと思っています。
エアコンを掃除すれば「余計な電気代がかからない」「エアコンが長持ちする」「エコで地球にやさしい」といいことがたくさんあるのは事実です。
この記事をきっかけに、ぜひエアコン掃除に挑戦してみてくださいね♪
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