上司が合わないので異動したいと思うことってありますよね。
私も合わない上司に悩んでいた時期がありとてもよくわかります。
上司が合わないので異動したいと思っているときは下記の5つの行動を考えることがおすすめです。
- ストレス耐性を身に付けると思ってそのまま働く
- 人事異動が発令されるのを待つ
- 直属の上司に異動を相談する
- 直接人事部に相談する
- ハラスメント相談窓口に行く
どんなにやりがいがある仕事でも、合わない上司と仕事をしていては、はかどりませんし、何より心身共に負担がかかり体調を崩す原因にもなります。
今回は上司が合わないので異動したいと思ったときにやるべきこと、悩んでいるときに取るべき行動をご紹介します。
今悩んでいる方たちのお役に立つことができれば幸いです。
上司が合わない異動したいと思ったときにすべき行動5選
私は上司が合わないな、いやだな、異動したい、離れたいと思っていた時期に具体的にどのように行動すればよいのか分からず余計に悩んでいました。
そのように悩んでいるときにするべき行動を紹介します。
- ストレス耐性を身に付けると思ってそのまま働く
- 人事異動が発令されるのを待つ
- 直属の上司に異動を相談する
- 直接人事部に相談する
- ハラスメント相談窓口に行く
それではこの5つについて詳しく掘り下げていきましょう。
ストレス耐性を身に付けると思ってそのまま働く
異動願いなどを出さず、自分が成長するチャンスだと思って、試練を乗り越える気持ちで仕事をする。
もし仮に異動願いを出して違う部署に異動できたとしても、その部署の上司が合わない人だと、また同じ思いをする可能性があります。
どこにどんな人がいるかわからないので異動した先でも同じことの繰り返しになってしまうかもしれません。
生活に支障をきたすレベルのストレスでなければストレス耐性を身につける試練だと思って、乗り越えて自分を成長させましょう。
人事異動が発令されるのを待つ
100人以上の企業なら、2~ 3年で人事異動があります。
辛抱して人事異動の発令を待っていれば、合わない上司が他の部署に異動になるか、もしくは自分が他の部署に異動することになるので離れられる可能性があります。
しかし、2~3年辛抱しなければならないこと、100人以上の企業でないと人事異動がないというのがデメリットです。
また、上記に述べたこと2つは、まだ我慢できるストレス状態の生活に支障が出ないレベルであることが必須です。
合わない上司といることで心身に負担がかかってストレスが限界に達しそうな状態では体調を崩してしまうので、早めに行動をとることが大切です。
直属の上司に異動を相談する
直属の上司に「部署を異動したい」と相談することです。
「上司が合わないから異動したい」と伝えるのは、極力避けた方が良いので、キャリアアップと言う理由にします。
しっかり、キャリアアッププランを準備してから相談しましょう。
曖昧な答え方をしてしまうと納得してもらえず受け入れてもらえません。
たとえば、「どんな部署でどんな仕事をしたいか」「そこでどのようにキャリアアップしたいのか」を説明できるようにしましょう。
合わない上司が直属の上司本人だったら、勇気がいりますが、思い切って言ってみるのも良いでしょう。
直接人事部に相談する
合わない人が直属の上司だとすると、その人に直接「異動したい」というのは多少なりともためらってしまうと思います。
そのときは直接人事部に相談することもできます。
その場合も、異動先でどのようにキャリアアップができるかキャリアッププランを準備しましょう。
間違っても合わない上司の悪口や、不満を言う事は避け避けましょう。
トラブルを避け、人事部の人に対しても礼儀正しくお願いしましょう。
ハラスメント相談窓口に行く
企業によってはハラスメント窓口が設置されている場合があります。
その場合は、ハラスメント相談窓口に行くことをおすすめします。
上司に問題があることが明らかになれば、処分の可能性があります。
相談に行くのは少し不安に思うかもしれませんが、会社もハラスメントをなくしたいと思って設置している窓口なので心配することはありません。
私も悩んでいたときに上記で述べたことを知っていればもう少し行動できたのかなと少し後悔が残ることがあります。
しかし、どの場合も必ずしも異動できるわけではないので体調を崩す前に他の行動も考えましょう。
上司が合わないと思ったら転職も!転職の際に注意すべきこと
異動ができないかもしれないならどうすればいいのかと、ますます悩みます。
そのようなときは思い切って転職も視野に入れましょう。
転職する際に注意すべき点を紹介します。
- 転職先の面接の注意
- 退職する前に次の職場を決める
転職先の面接の注意
転職する際に面接がありますが、その際に前職の退職理由を必ずと言っていいほど聞かれます。
「前職は、上司が合わないのでやめた」または「人間関係が原因でやめた」と言う理由を話すことは不適切です。
面接官からは「すぐにやめそう」「あなたにも問題があるのではないか」と思われるからです。
「やりたいことを見つけキャリアアップしたい」という理由や、「このように活躍したいから御社に入社したい」という理由にしましょう。
退職する前に次の職場を決める
上司が合わないという理由で、突発的に退職するのは避けるべきです。
これも先ほどと同じで面接のときに面接官から「すぐに辞めそう」「何も考えずに行動するんだな」という印象を与えてしまい採用されにくいからです。
そのためできるだけ退職する前に転職活動を始めた方がいいです。
しかし、体調を崩してしまうと元も子もないので、これらの点に注意することと、自分の体調を見極めて転職活動しましょう。
しかし、もうすでに会社を退職して期間が経ってしまっている場合もあると思います。
そのような場合は、無職期間に何をしていたのか、などしっかり説明できれば大丈夫です。
私も退職してから面接まで期間が空きましたが、しっかり理由を説明して採用してもらった経験があります。
「資格取得のために勉強していました。」「自分を見つめなおす期間に充てていました。」などとしっかり説明しましょう。
焦って次の職場を探すと、やりたいと思っていない仕事に就いてしまうことになってしまう場合があります。
だからといって、次の職場が決まるまで、合わない上司のもとで我慢して働き続けるのも体調を崩す可能性があり危険です。
体調を崩す前に行動することは大切で、鬱や適応障害の傾向があるなら、なおさら行動するべきです。
上司が合わないなら退職も!退職意思の伝え方を紹介
先ほども説明しましたが、転職の面接は理由をしっかり話すことができれば大丈夫なので、上司が合わないせいでつらいときは思い切って退職しましょう。
辛くて悩んでいましたが「異動したい」と言い出すことができなくて、退職した経験があります。
退職の意思の伝え方や、直接言うのが怖いなと思うときにできることをお教えいたします。
- 正直に話す必要はない
- メールで伝えられる
- 最終手段は退職代行サービス
退職を申し出る際は無難な理由を伝える
退職する際は、正直に話す必要はなく、家庭の事情など無難な理由にしましょう。
最後だからと言って、その合わない上司に言いたいことを言ってスッキリしてしまおうと言う考えは絶対にやめてください。
何らかの理由で転職先に伝わってしまう可能性がないとは言い切れません。
トラブルになることを避けて円満退社を目指しましょう。
しかし、精神的に辛すぎて、退職したいと直接言い出すのも怖い場合があると思います。
メールで退職の意思を伝えることはできないのかなと考えますよね。
退職の意思はメールで伝えることができる
マナー違反だと考えられる可能性はありますが、メールで退職の意思を伝えるのは、法律上は行って大丈夫です。
しかし、上司がメールを見たのかどうか分からないのが注意点です。
メールで退職を申し出るときは下記の場合があります。
- メールで直属の上司にアポを取って伝える
- メール上で直属の退職の意思を伝える
アポを取る場合は、直属の上司にメールで「お疲れ様です。(名前)です。○月○日○時から10分ほどお時間よろしいでしょうか」などとアポを取ります。
上司に時間を空けてもらい、直接退職の意思を伝えます。
この場合はマナー違反ではありませんので気にしないで退職意思を伝えましょう。
メール上で退職の意思を伝える場合は、「お疲れ様です。(名前)です。突然のご連絡で申し訳ありませんが、○月末を持って退職させていただきたく存じます。」と書きます。
また、「体調不良で出社できない」「けがをして出社できない」などメールで連絡することになった理由も忘れずに書いてください。
先ほど述べたように、メールだけで退職の意思を伝えるのはマナー違反だと思われる可能性があります。
丁寧なメールを心がけ、申し訳ないと言う気持ちをしっかり表しましょう。
退職の意思は原則2週間前に伝えることが適切ですが、引き継ぎなどを考えて1、2ヶ月前に言うなど早めに言うことをおすすめします。
最終手段として退職代行サービスを使う
メールで伝えることもできないほど辛いとき、引き止められたらどうしようと思う場合もあるかもしれません。
本当にどうしても無理だなという場合には、退職代行サービスもあります。
退職代行サービスとは、労働者本人に代わって、弁護士や退職代行業者が退職の意思を伝えるサービスです。
低費用で確実な退職代行【退職代行ガーディアン】弁護士が運営しているものであれば違法性はありません。
しかし、弁護士運営ではないものの中には悪質な業者があり、平均相場は3万円から5万円とそれなりの金額がかかり、円満退社は出来ないというデメリットもあります。
しかし、自分が会社や合わない上司とのやり取りを一切しなくていいというメリットがあります。
退職代行サービスを使ってもいいのかなと悩んでしまう気持ちもわかりますが、自分の心身を犠牲にして働いているぐらいなら使ってください!
自分の体調が今どんな状況なのかを見極めて、退職意思の伝え方を決めましょう。
まとめ
- 上司が合わない異動したいと思ったときに行動することは、ストレス耐性を身につけると思ってそのまま働く、人事異動が発令されるのを待つ、直属の上司に相談する、直接人事部に相談する、ハラスメント相談窓口に行くである
- 転職したいときに注意することは、面接で「上司が合わないのでやめた」とは言わないこと、退職する前に次の職場を決めることである
- 退職したいときの退職意思の伝え方は、上司にアポを取ってから直接伝える、メールで退職意思を伝える、退職代行サービスを使って退職意思を伝えるがある
私は異動したいと思うと、直属の上司に相談するしかないのかなと思っていました。
しかし、人事異動が発令されるのを待ったり、ハラスメント相談窓口に相談しに行ったりできるということがわかりました。
上司が合わないと思い、異動したいなと思うことは誰にでもあると思います。
しかし、ストレスの感じ方は人によって違いますので、異動したいと思うことや退職したいと思うことは甘えではありません。
自分の体調を見極めて、「異動したい」と言い出すのか、退職するのか、また退職の前に転職するのかを考えてくださいね!
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