寒くてお風呂に入るのが億劫だなあ。
それなら、お風呂に入る前に暖められる暖房もありますよ!
電気代も紹介いたしますね。
4人の家族と仮定して、お風呂の暖房を1ヶ月使うと、電気代は約2,400円です。
私も、「寒すぎてお風呂に入りたくない」と思う日が頻繁にあるので暖房機器の設置を考えていました。
お風呂で暖房を使うのは、寒いお風呂場をあらかじめ暖めるので、急な寒暖差で起こるヒートショックを防止できるメリットがありますよ。
メリットがあるんだね!でも電気代もうちょっと安くならないかな?
大丈夫です!お風呂で暖房を使用したときにかかる電気代を節約する方法もお教えいたします。
この記事では、お風呂で暖房を使用するときに、かかる電気代を節約する方法以外にも、お風呂の暖房を後から設置する方法、掃除方法を紹介していきますね!
お風呂の暖房を使用した時の電気代と節約方法
お風呂に入る前に、暖房を使いたいけど、電気代ってどれぐらいかかるの?
4人の家族と仮定して、お風呂の暖房を1ヶ月使うと、電気代は約2,400円です。
少し高く感じますよね。確かに、他の家電と比べるとお風呂の暖房は消費電力が多く、電気代は高いのです。
1日の電気代や、電気代を抑える方法などを細かく解説していきますね!
お風呂の暖房にかかる電気代は?
お風呂の暖房の電気代は、機種や設定、電気料金のプランによって違いますが、1時間当たり、約34円~40円です。
4人家族が使うと仮定して、電気代を計算しますよ!
1人30分、予備暖房を使うと、4人で2時間なので1日2時間となります。
予備暖房とは、お風呂に入る前にお風呂場を暖めておくことですよ!
予備暖房を使う | 料金 |
1時間 | 34~40円 |
1日当たり(2時間すると仮定) | 68~80円 |
1ヶ月(30日間) | 2040~2400円 |
だいたい12月から3月まで使うので4ヶ月で8160円~9600円です。
改めて考えてみると、電気代が意外と高く感じますよね。
なんで電気代が高くなるの?
電気代が高い理由は、お風呂の暖房は消費電力が高いからです。
お風呂の暖房は、暖かい風を出してお風呂場全体を一気に暖めるので、他の家電に比べると消費電力が高くなるのですね。
部屋全体を暖めるエアコンや、勢いよく温風を出すドライヤーも電力が高く、同じことが言えるのです。
そうなのか、電気代をどうにかして抑えられないかな?
諦めるのはまだ早いですよ!電気代を抑える方法があります。
お風呂の暖房にかかる電気代を抑える方法は5つ!
お風呂の暖房の電気代は、この5つの方法で 節約することができます。
- お風呂場の窓に断熱シートを貼る
- お風呂場の床にマットを敷く
- 浴槽にお湯を溜めてふたをあける
- お風呂に入る前に壁や床にお湯をかける
- 換気は最小限にする
- お風呂場の窓に断熱シートを貼る
窓の断熱性が低いと、外からは冷気が入ってきて、暖めた空気は外へ逃げて暖まりにくいのです。
また、部屋が暖まっていても、窓に近づくと「寒い!」と思うときがありますよね。
冷たい窓ガラスに冷やされた空気が冷気になって流れ、足元が冷える「コールドドラフト」という現象が発生しているからなのです。
窓に断熱シートを貼ることによって、外から冷気が入ってくることを防止したり、「コールドドラフト」を防止したりできます。
ですので、お風呂場を暖める時間を短縮することができ、電気代を抑えることができますよ!
- お風呂場の床にマットを敷く
お風呂場の床のタイルはとても冷たいですよね。
冷たい床に空気が冷やされ、お風呂場が暖まりにくい現象が起きます。
床にマットを敷くことによって、断熱のような効果が生まれて、お風呂場を暖める時間が短縮され、電気代を抑えることができます。
- 浴槽にお湯を溜めてふたをあける
浴槽にお湯をためて、ふたを開けておくと湯気でお風呂場を暖めることができます。
暖房と平行して使うと、暖房の使用時間が短くなり、電気代を押さえることに繋がります。
しかし、浴槽のお湯が冷めやすいので、自動追い焚き機能で、かえって電気代が高くなってしまう場合がありますのでご注意ください。
- お風呂に入る前に壁や床にお湯をかける
お風呂に入る前は床や壁が冷えているので、暖かい空気が冷やされます。
お湯をかけることによって、床や壁は暖まるので空気が冷やされにくくなるのですよ。
ですので、暖房を使用する時間が短縮されて電気代が抑えられます。
- 換気は最小限にする
換気扇を使うとカビの発生を防止できますが、お風呂場が冷えてしまいます。
ですので、家族と一緒に住んでいる場合は、時間を空けずに次の人がお風呂に入ると、換気扇を使用しなくてもいいので、お風呂場が冷えないのです。
この場合は、1人目がお風呂に入る前だけ暖房を使用すればよいので、使用時間を短縮できます。
換気扇は全員がお風呂に入ったあとに使用すればいいので、換気扇の電気代を抑えることもできますね♪
お風呂の暖房にかかる電気代と節約方法について解説しましたがいかがでしたか。
私も、毎日お湯をためたあと、ふたをあけて、壁や床にお湯をかけていますが、暖房がなくてもすこし暖かいと感じますよ。
節約方法は、お風呂の暖房がない家でも実践できるのでぜひ試してみてくださいね。
お風呂の暖房は、急激な温度変化を防ぐので、ヒートショックが起こりにくいメリットがあるので設置することはおすすめです!
お風呂の暖房を後付けで設置する方法!
お風呂の暖房が、良いということはわかったけど、後付けできるの?
確かに、暖房がついているお風呂は、新築の家か、リフォームした家のイメージが強いですね。
しかし、お風呂の暖房は、工事無しで後付けできる機種、自分で設置できる機種があるのです!
私も、お風呂に暖房機器を設置するには、必ず大がかりな工事が必要だと思っていたので、とても意外でした。
それでは、どんな機種があるのか、どのようにして自分で設置するのかを解説していきますね。
業者にお風呂の暖房を設置してもらう
お風呂の暖房を後付けで設置するのにかかる費用ですが、工事費のみで約2〜4万円です。
しかし、暖房機器を購入する際の、本体価格には標準工事費も含まれていることが多いですよ。
電気式の暖房機器は、10万円以内で設置できることが多いです。
ガス式の暖房機器の設置費用は、10万円以上になってしまうことが多いです。
今お風呂場に、換気乾燥暖房機がついている家のお風呂場で、新しい暖房機器に買い替えようと考えている場合、ほとんど交換のみで完了します。
お風呂に暖房がついていない家も、換気扇がある場所に、換気扇と交換という形で、工事無しで取り付けられる場合がありますよ!
ただし、照明や換気扇の位置、設置しようと思っている暖房機器の大きさによって、工事が必要な場合があります。
また、自宅のブレーカーを確認して、分電盤の空きがあるかどうかを確認してくださいね。
分電盤とは、電気を分配する機器のことですよ。
ネットで購入して自分で設置する方法!
ネットショッピングを見てみると、ぶら下げるタイプの暖房機器が売っていました。
購入して、自宅に届いたら自分で設置することができるのですよ!
壁にかけたり、ランドリーパイプに吊り下げたりして設置します。
賃貸で絶対に工事できない家のお風呂におすすめの暖房機器ではないでしょうか。
これなら、気軽に設置できそうかも!でも、防水かな?コンセントはどうなっているの?
暖房機器は防水で、脱衣所のコンセントに挿して使うことができるので、とても便利です。
一方、脱衣所に、暖房機器を置いておいて、お風呂場のドアを開けておく方法もあります。
お風呂に入るために服を脱ぐと、とても寒いし、お風呂から上がると、せっかく温まったのに、また寒くなりますよね。
お風呂に入る前に、お風呂場のドアを開けて、脱衣所と一緒に暖めておくと、寒さを感じずにお風呂に入れるので一石二鳥ではないかと思います!
送風付きを購入すれば、暑い夏でも使えるので1年中重宝しますよ。
お風呂から上がると、水蒸気が出て暖房機器が壊れる場合がありますので、心配な方は防水性のある暖房機器を購入すると安心できますね!
紹介した機器以外にもネットショッピングをみると、手軽に持ち運べる小さめのセラミックヒーターも売っていますので、脱衣所以外の場所でも使用できますよ!
お風呂の暖房を後から設置する方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
お風呂場に暖房機器を設置するのは、大変だと思っていたけど、検討してみようかな!
私は、工事しなくても設置できる方法が、とても魅力的だと思いました!
お風呂の暖房を掃除する方法
お風呂の暖房を、掃除する方法はご存知でしょうか?
自分でお風呂の暖房を掃除する方法は、とても簡単なのです!手順はこちらですよ。
- 電源を切る
- 本体カバーとフィルターを掃除機で吸う
- 本体カバーとフィルターをタオルで拭く
- フィルターを洗う
- フィルターを乾燥させる
上記の5つが、お風呂の暖房を掃除する手順になります!
知らなかった!でも、お風呂で使ってるし、ホコリとかつかないんじゃないの?
お風呂で使用していても、ホコリがついてしまうのです。
掃除のために専門業者を呼ばなくても良いの?
基本的には専門業者を呼ぶことがおすすめですが、実は自分で掃除ができる箇所もあるのです!
掃除機、タオル、綿棒を用意しましょう!それでは細かいやり方を説明していきますね。
- 電源を切る
まずは、暖房機器本体の電源を切ってくださいね。
電源が入ったまま掃除をすると、誤作動が起きてしまう可能性があります。
何らかの原因で、作動してしまった場合、ケガや暖房機器の故障に繋がるので必ず電源を切るようにしてください。
また、直前まで、暖房や乾燥機能を使用していた場合は、暖房機器自体が熱くなっている可能性があるので、時間を置いてから掃除を始めましょう。 - 本体カバーとフィルターを掃除機で吸う
まずは、内部に設置されているフィルターを取り外しますよ。
本体カバーと、とりはずしたフィルターのホコリを掃除機で吸います。
フィルターは強い力をかけてしまうと、変形してしまう可能性があるので、丁寧に扱うように心がけましょう。 - 本体カバーとフィルターをタオルで拭く
固く絞ったタオルで、本体カバーとフィルターを拭きます。
細かい汚れや端っこの汚れは、濡らした綿棒を使うと落としやすいですよ!
力をいれて拭くと、フィルターが変形してしまうので気を付けながら丁寧に扱うようにしましょう。 - フィルターを洗う
タオルで拭いただけでは取り切れなかった汚れがある場合、シャワーの水を勢いよく当てて汚れを飛ばしましょう。
排水溝の近くで行うと、他の場所に汚れが飛び散らずにすみますよ!
シャワーの水を当てても、とれない場合は、スポンジやブラシに中性洗剤をつけて優しく洗っていきます。
洗い終えたら、しっかり水で流してくださいね。 - フィルターを乾燥させる
フィルターを洗い終えたらしっかり乾燥させますよ!
乾いたタオルで、水気をとって風通しがよいところにしばらく干しておきましょう。
本体カバーも乾いたタオルで拭いてくださいね。
フィルターが乾いたら、もとの場所へ設置して、完了です。
乾いていない状態で電源をつけてしまうと、故障したり、ケガをしたりするので、電源をつけるときは乾いていることを必ず確認してくださいね。
以上の手順が自分でできる、お風呂の暖房の掃除のやり方ですよ!
1ヶ月に1回の頻度で掃除をすると、清潔に暖房を使用することができますよ。
1年に1回は、専門業者に掃除の依頼をすることが理想です。
内部の熱交換器や、自分では掃除が行き届かない箇所まできれいにしてくれます!
掃除をしてもらうことで、壊れた箇所もすぐに発見できるので、長く使い続けられます。
ぜひ、1ヶ月に1回自分で掃除をすること、1年に1回専門業者に依頼する掃除をしてみてくださいね。
まとめ
- お風呂の暖房を家族4人で使用したときの電気代は、1時間あたり34~40円で、月2040円~2400円である
- 電気代を抑える方法は、「窓に断熱シートを貼る」「床にマットを敷く」「浴槽にお湯をためてふたを開ける」「壁や床にお湯をかける」「換気は最小限にする」である
- お風呂の暖房を後付けで設置する方法は、専門業者に依頼する場合、標準工事費込みで10万円である
- 購入して、壁にかけたり、ランドリーパイプにかけたりなど自分で設置できる暖房機器もある
- 掃除の手順は、「電源を切る」「本体カバーとフィルターを掃除機で吸う」「固く絞ったタオルで拭く」「フィルターを洗う」「フィルターを乾燥させる」の順番である
お風呂の暖房を使用したときにかかる電気代を始め、設置方法、掃除方法を紹介しましたが、いかがでしたか。
私は、この記事を書きながら、お風呂場と脱衣所を一緒に暖めることができる暖房機器が魅力的だなと思いました。
電気代を抑える方法も、簡単に実行できそうでしたよね。
電気代が少し高くて、悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね♪
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